歯ブラシの時に出る血の話から歯周病を未然に防げました!|戸塚区の歯医者

医療法人横浜歯友会内藤歯科
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歯ブラシの時に出る血の話から歯周病を未然に防げました!

私は50代の男性です。以前は歯の手入れを小まめにしている方でありませんでした。
ある時、冷たいものが歯に染みるなと思い始め、しばらくすると痛み出したため、妻がお世話になっている戸塚の歯科へ。
診察を受けると虫歯だったので治療をして頂きました。同時に、プラークがかなり溜まっていることを指摘され、メンテナンスを勧めて頂いたので歯のお手入れもお願いすることに。
その際、先生にふと漏らした話が歯周病を未然に防ぐことになりました。それは、歯磨きの時に血が出ることです。
いつからか覚えていませんが、口をゆすぐときに血が混ざっていて、歯ブラシに血が付くこともあると話すと口内を点検下さり、歯周病の症状の一つである歯肉炎が見られるとのこと。歯肉が炎症を起こしていて、これを放置すると骨や靭帯を溶かし歯周病になるそうです。
あまりのショックに言葉が出ませんでしたが、まだ歯周病ではないため治療を始めました。
そこから2か月ほど通院すると嘘のように歯がきれいになりすっかり治ったのです!
先生に話してよかったと思い、歯周病にならずに済んだことを感謝しています。
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歯周病を防ぐために定期的な歯科検診を受けましょう

歯周病は10〜30年くらいかけてゆっくり進む病気で、腫れや痛みなどの自覚症状が出る頃は歯周病の末期、抜く以外に治らない状態になっていることが多いです。
これは、歯と歯肉の境目にある深さ1〜2ミリの溝にプラークが溜まり、長期間放置することでプラークが内毒素という、組織を溶かす溶解毒を出すようになり、歯肉溝が徐々に深くなる状態のこと。
病的な深さになると歯周ポケットと呼ばれるようになり歯肉炎へと発展していくため、歯肉溝にプラークを溜めないことが歯周病を起こさないポイントなのです。
今回、虫歯治療で来院された男性の患者様が、歯磨き時に血が出るとお話されており診察したところ歯肉炎であることが分りました。
まさに歯肉炎の症状が歯磨き時の出血ですのでお話し頂いて幸いでしたし、患者様とのコミュニケーションの大切さを感じる瞬間と言えるでしょう。
歯のメンテナンスを行ったことで口内の状態も改善でき、歯肉炎治療を約2か月かけて行ったことで完治しました。
患者様が健康な歯を保てることが歯科医の喜びです。
歯のこと、口内のことで疑問や不安があれば早い段階でご相談ください。トラブルを未然に防ぐことが出来ます。

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